「基地負担の軽減に全力で取り組む」3年ぶりに総理出席 沖縄で戦後77年目の慰霊の日｜TBS NEWS DIG
きょう6月23日は77年前の沖縄戦で組織的な戦闘が終結したとされる「慰霊の日」です。沖縄では岸田総理も出席して追悼式典が行われました。
沖縄戦で亡くなった24万人余りの名前が刻まれた糸満市の平和の礎には、早朝から多くの遺族らが訪れました。
「おじいちゃん、おばあちゃん」
「ウクライナで戦争している。もうテレビも見たくない。かわいそうで、世界平和になってほしい」
正午前からは追悼式が行われ、沖縄県の玉城知事は本土復帰50年を迎えた今なお過重な基地負担が強いられているとして、現状の解決などを求める平和宣言を行いました。
岸田総理は「大きな負担を担っていることを重く受け止め、基地負担の軽減に全力で取り組む」と強調しました。
新型コロナの感染拡大が続く中、総理大臣の出席は3年ぶりとなります。
戦後77年目の慰霊の日。沖縄はきょう鎮魂の祈りに包まれる1日となります。
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