「投票行って温泉行こう」参議院選挙の投票に行って「お得な割引」をゲット! 若者の投票率を上げたい!自治体・企業のあの手この手|TBS NEWS DIG
参議院選挙が公示されました。選挙のたびに問題視されるのが“若者の投票率の低さ”「誰に投票していいのか分からない」など色々理由はあるようですが、そんな若者の投票率を上げるため、今回もお得な「選挙割」が登場しています。
■「投票にいく時間がない」若者が選挙に行かないワケ
渡部 峻キャスター:
参議院選挙が22日、公示されました。そして選挙が近づくたびに言われていることが、“投票率が低い”ということですね。2019年の参院選の投票率▼48.80%で過去2番目の低さでした。60代が一番多く、60%ほどだったんですが、▼10代が32.28%▼20代が30.96%ということで、かなり世代によって差があるというのが毎度言われていることです。
選挙に行かない理由を聞きました。
20歳
「誰に投票するのが一番良いのかわからない」
24歳
「経済のこととか全然わからないので行かない」
19歳
「投票に行く時間がない」
24歳
「割引とかあるなら行くかもしれない」
■様々な場所で「投票行くと割引」
投票率、下がっているんですが、先ほどあったように“割引とかあるなら行くかもしれない”という意見。実際に投票したら割引を受けられるというサービスがあるんです。
▼Uber Eats
「選挙に行こうキャンペーン」というもので、23日から7月12日までの応募期間、抽選で最大3万人に配送手数料2ヶ月無料(1200円以上の注文の場合)に。
▼箱根小涌園ユネッサン
「投票行って温泉行こう」
期間:7月1日~22日(16~18日除く)こちらは大人通常2500円のところ2000円、さらに18歳・19歳・20代は2500円が1500円で楽しめるということです。
▼東京・下北沢 きくや文具店
7月10日まで、期日前投票を行うと商品が10%オフということなんですが、さらにお得になります。何かというと…
世田谷区の投票率(速報値)で割引率が変わるというシステムをとっています。(来月11日~17日)
世田谷区の投票率が51%~65%だった場合、店内の商品20%オフ。66%以上ですと、30%オフに。世田谷区の皆さん投票に行きましょうという取り組みなんですね。
井上貴博キャスター:
これらはその自治体がお金を負担するということではなくて、お店側、民間企業側が独自にやってるんですか?
渡部キャスター:
選挙割という団体がありまして、お店に協力してもらって成立してるものなんですね。お金などはもらっていないです。
井上キャスター:
そういった取り組みがあって、そこに賛同した企業がこういう割引をすると。もう入り口は何でもいいから、まず投票に行ってみる動機付けというのが大切かなと思います。
「食べチョク」秋元里奈 代表:
行かない理由、いくつか上がってましたけど、そもそも関心がないとかっていう方も多いのかなっというふうに思います。
■若い世代に投票してもらうために 投票所がやってくる!
渡部キャスター:
若者の投票率が低いということで若者に投票してもらうために、茨城の日立市では、7月4日~7日に高校・大学計11校に“移動式期日前投票所”を作ります。高校生が投票しやすいように昼休みや放課後の時間帯に設置するということです。
この取り組み、実は前回の2021年10月の衆院選でも行っておりまして、3日間で高校計8校に設置しました。
その高校8校の18歳の有権者のうち、およそ20%がこの移動式投票所で投票したということです。
当時18歳の高校3年生
「高校に来てくれたから投票しようという気持ちになれた」
当時は選挙権がなかった17歳の高校2年生
「先輩が投票しているのを見て、自分が選挙権を持ったら投票したいと思った」
やはり、きっかけ作りに一役買っているということです。
■投票所なのに水着に屋台…そのワケは?
そして、オーストラリアの投票所では、日本では見られない光景があります。
それが…水着、屋台、こちら投票所です。これどういうことかといいますと…
実はオーストラリアの選挙というのは、1924年から投票が義務化されています。正当な理由なく投票しない場合は1900円の罰金が科せられるということで、毎回投票率は約90%なんですね。
特徴としては住んでいる州のどの投票所でも投票ができる。日本の場合は投票する場所が指定されますよね。ですが、住んでいる州のどの投票所でも投票していいよということですので、このビーチ近くの投票所では、水着姿の男性が来ることがあるそうです。これ珍しいのではなくもう当たり前、風物詩のようになっているということです。
さらに投票所の中だけではありません。外にも行く楽しみがあります。それが屋台のソーセージです。
こちらは「デモクラシー(民主主義)ソーセージ」と呼ばれるものです。もともとは慈善団体などが資金を集めるために投票所の近くで販売を行っていましたが、2016年のターンブル首相(当時)が「オーストラリアの民主主義はソーセージの焼けるニオイがなければ成り立たない」このように発言したことに…(https://newsdig.tbs.co.jp/list/article?id=jnn-20220622-6025139)
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