【林道に女性遺体】女性「舌骨」を骨折… “外から強い力”加わったか

【林道に女性遺体】女性「舌骨」を骨折… “外から強い力”加わったか

【林道に女性遺体】女性「舌骨」を骨折… “外から強い力”加わったか

茨城県内で23歳の女性の遺体が見つかり、女性を別荘で監禁したとして三瓶博幸容疑者(33)が逮捕された事件で、司法解剖の結果、女性は左の「舌骨」が折れていたことが判明しました。専門家は「首を絞められたときに折れる可能性はある」と指摘しています。

   ◇

遺体で発見された新野りなさん(23)の司法解剖の結果も判明しました。警視庁によると、死因はまだ特定できていないものの、左の「舌骨」という骨が折れていたということです。

「舌骨」とはどのような骨なのか、元・埼玉県警科捜研で、法科学研究センター所長の雨宮正欣氏に話を聞きました。

法科学研究センター所長 雨宮正欣氏
「舌骨なんですけど、位置的に言うとだいたいあごの下にあります。普通の骨と違って筋肉で浮いてるような感じですね」

舌骨は、のどにある小さな骨。他の骨とは直接つながっておらず、周りに多くの筋肉が付着しているため、日常生活で自然に折れることは、ほぼないといいます。では、「舌骨」の骨折が意味することとは何なのでしょうか。

法科学研究センター所長 雨宮正欣氏
「外部から強い力が加わった、ということは考えられます。例えば、首を絞められたとき、そういう場合には当然、舌骨が折れる可能性があります。ですけども、ここ(舌骨)が折れたからといって、気道をふさぐだとかはないので、直接これが死因にはならないと思います」

警視庁によると、遺体は死後1~2週間が経過しており、衣服を身につけておらず、刺し傷など目立った外傷はなかったといいます。生前や遺体が遺棄される際に舌骨が折れた可能性について、雨宮氏は「交通事故に似たような衝撃を例えば受けたとき、骨折する可能性は出てくる。ただその場合、他のところが一切、骨折しないで、舌骨だけが骨折したということは考えにくいかな」と指摘しました。
(2022年6月21日放送「news zero 」より)

#事件 #茨城県 #日テレ #newszero #ニュース

◇日本テレビ報道局のSNS
Facebook https://ift.tt/Tk3GSUK
Instagram https://ift.tt/1JpAiSD
TikTok https://ift.tt/hI0kVR9
Twitter https://twitter.com/news24ntv

◇【最新ニュースLIVE配信中】日テレNEWS HP
https://news.ntv.co.jp

日テレNEWSカテゴリの最新記事