クリニック放火「上の階に多くの人がいた場合さらに多くの被害者が出た可能性」消防庁(2022年6月21日)

クリニック放火「上の階に多くの人がいた場合さらに多くの被害者が出た可能性」消防庁(2022年6月21日)

クリニック放火「上の階に多くの人がいた場合さらに多くの被害者が出た可能性」消防庁(2022年6月21日)

大阪・北新地で起きたクリニック放火殺人事件。消防庁は事件後初めて建物内部の写真を公開しました。

 6月21日に消防庁が公開した写真は、火が出た待合室の天井やクリニックの出入口から待合室を写していて、入口の扉は下の部分が灰色に変色し、上に向かうにつれて黒いすすが付いています。

 去年12月、大阪・北新地のビルで心療内科クリニックが放火され、院長や患者ら26人が死亡。元患者で死亡した谷本盛雄容疑者(当時61)が殺人などの疑いで書類送検されました。

 報告書では、シミュレーションの結果、クリニックの廊下や診察室は出火の3~4分後には一酸化炭素の濃度が非常に高くなり、『数分で意識不明になり、死亡する可能性がある』濃度を超えていたと指摘。このために多くの被害者が一酸化炭素中毒か酸素欠乏症になったとしています。

 さらに報告書では、「今回の火災でクリニックよりも上の階に多くの人がいた場合は、さらに多くの被害者が出た可能性がある」と指摘しました。

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