アメリカ人義勇兵の捕虜はジュネーブ条約対象外 ロ大統領府(2022年6月21日)
ロシア大統領府はウクライナでロシアが拘束したとするアメリカ人義勇兵について、ジュネーブ条約の対象ではないとの認識を示しました。
ロシア大統領府のペスコフ報道官は20日、ロシア側が拘束したとするアメリカ人義勇兵は正規の兵士ではないため、捕虜の扱いを定めた「ジュネーブ条約」の対象ではないとの認識を示し、「犯罪の責任を問われるべきだ」などと述べました。
ペスコフ報道官は「彼らはウクライナでの違法な活動に従事し、私たちの軍隊への攻撃に参加した。彼らは犯した犯罪について責任を問われなければならない」などと述べました。
欧米メディアなどによりますと、ウクライナではこれまで3人のアメリカ人兵士が行方不明になっていて少なくとも2人がロシア側に拘束されているとみられています。
外国人義勇兵の捕虜を巡っては、ウクライナ軍に参加したイギリス人ら3人が9日、親ロシア派が実効支配する地域で開かれた裁判で死刑判決を受けています。
これに対し、イギリス政府は「ジュネーブ条約の下で戦闘に参加しているため、罪に問われるべきではない」と主張しています。
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