ゼレンスキー大統領が警戒感 EU加盟申請の協議を前に“ロシアが攻勢強める可能性”|TBS NEWS DIG
ウクライナのゼレンスキー大統領は、EU=ヨーロッパ連合がウクライナの加盟申請についてを協議する首脳会議を開くのを前に、ロシアが攻撃を強める可能性があるとして警戒感を示しました。
ウクライナ ゼレンスキー大統領
「今週は特にロシアによるさらなる意図的な、そして露骨な敵対行為を予期するべきだ」
今週、EU首脳会議ではウクライナがEUに加盟するための交渉開始の前提となる、「加盟候補国」に認めるかについて議論される見通しです。
ゼレンスキー大統領は19日、「実に歴史的な週が始まる」として期待感を示した一方、この間にロシアが攻撃を強める可能性があるとして警戒感を示しました。戦況に関しては、東部以外に北東部、ハルキウ方面にも兵力を集中させているとしています。
ハルキウについては、ロシア国防省はこの日短距離弾道ミサイル「イスカンデル」で戦車修理工場を攻撃し、多連装ロケット砲システム2基を破壊したと発表していました。また、長距離ミサイルで東部ドニプロペトロウシク州にある軍の施設を攻撃し、会議中だった将軍ら50人以上を殺害したとしています。
このほか、スーミ州でもロシア軍による砲撃で少なくとも民家10棟が破壊されていて、各地で被害が拡大しています。
戦闘が長期化するなか、イギリス国防省は東部ドンバス地方で双方の軍の士気が下がっているとの見方を示しました。ウクライナ軍では兵士が脱走しているようだと指摘。
ロシア軍はより深刻で、死傷者の多さや給与の問題などから、部隊単位での命令拒否などが相次いでいるとしています。
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