“強烈寒気”大雪や吹雪に警戒・・・乾燥し火災も相次ぐ(2022年1月4日)

“強烈寒気”大雪や吹雪に警戒・・・乾燥し火災も相次ぐ(2022年1月4日)

“強烈寒気”大雪や吹雪に警戒・・・乾燥し火災も相次ぐ(2022年1月4日)

 再び冬型の気圧配置が強まり、強烈な寒気の影響で、北陸から北日本で大雪や吹雪に警戒が必要です。また、東京は4日で、10日連続の乾燥注意報が出ていて、火災の発生も相次いでいます。

■坂の上から・・・“軽トラ”滑り落ち

 1日、岐阜県内で撮影された驚きの光景です。

 撮影者:「ほぼ至近距離ですね。もう1、2メートル横にいたら、ひかれていた。ぶつかっていたと思います」

 早朝の初日の出を見るために、多くの人が坂を登っていたところ、路面の凍結でスリップしたとみられる軽トラックが、上から滑り落ちてきました。

 撮影者:「ガードレールつたいながら、下りてきたんですけども。中には、転ぶような人もいました。普通に歩けない状態。高齢者の方とか、お子さん連れの方がいらっしゃったので、そこに突っ込まれると思うと、ぞっとしましたね」

 撮影者によりますと、幸い軽トラックは坂の途中で止まり、運転手や歩行者にけがはなかったということです。

■大雪の影響・・・空港で690人“雑魚寝”

 年明け早々、北日本は荒れた天気になりました。

 2日午後からの大雪の影響で、北海道・新千歳空港では、27便が欠航。163便が遅延し、中には未明に到着する便もありました。

 移動手段を失った700人近い乗客たちが急きょ、国内線ターミナルで夜を明かすことになりました。

 毛布やマットを配る係員の前には、長蛇の列ができました。壁際で身体を寄せ合っての雑魚寝。寒さに耐えながら、朝を待ちます。

■“ホワイトアウト”発生・・・吹雪舞う

 青森県でも、視界が真っ白になる“ホワイトアウト”が発生しました。

 道路標識は文字が一切見えず、前方の車がかろうじて見えるほどの視界の悪さです。

 北海道・小樽では、観光客の姿もありますが、気温計の表示はマイナス6度です。

 石狩市では、2日の午後から暴風雪警報が出され、3日夜に解除されるまで吹雪が続きました。        

■アパート全焼・・・“ボンボン”破裂音

 3日午後6時半ごろ、東京・中野区の住宅から激しい火の手が上がりました。

 火事のあった中野区の現場近くでは、周辺は規制線が張られ、緊急車両が多く並んでいました。

 2階建てアパートが燃え、ポンプ車など22台が出動。火はおよそ2時間半後に消し止められましたが、アパート1棟が全焼。隣の住宅にも延焼して、壁が焼けました。

 近隣住民は、火災の激しさをこう振り返ります。

 近隣住民:「(Q.音とかにおいとかは?)本当にやばいです。破裂音ですよね。ボンボンみたいな音が聞こえてて。火災で起きた煙がすごくて、(自分の)部屋の中もすごいんですよ。本当ににおいが臭くて、何とも言えない。怖いですよ。だって近くですもん」

 この火事で全焼したアパートの一室から、1人の遺体が見つかりました。

 警視庁によりますと、アパートに住む70代の男性と連絡が取れておらず、遺体の身元の特定を急いでいます。

 東京は、4日も10日連続の乾燥注意報が出ていて、引き続き、火の取り扱いに注意が必要です。

(「グッド!モーニング」2022年1月4日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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