激戦続く「最後の拠点」ウクライナ・セベロドネツク 「人道回廊」設置をロシア側が発表|TBS NEWS DIG
激戦が続くウクライナ東部ルハンシク州「最後の拠点」とされるセベロドネツクですが、ロシア国防省は市民の退避のための人道回廊を日本時間午後2時から設置すると発表しました。
ルハンシク州セベロドネツクではロシア側による激しい砲撃が続いていて、AP通信によりますと州知事は街から市民を避難させることが不可能だと訴えています。
こうしたなか、ロシア国防省は14日、市民退避のため、日本時間15日午後2時から人道回廊を設置する用意があると発表。
ウクライナ兵に対し、「無意味な抵抗をやめ、武器を置くべきだ」と呼びかけ投降を要求しました。
街にある化学工場には、およそ500人の市民が残っているとされますが、人道回廊は親ロシア派支配地域へのもので、避難が実現するかは不透明です。
ウクライナ ゼレンスキー大統領
「最も悲惨な戦闘が行われているのは依然としてセベロドネツクとその周辺だ。損失はとても辛いものだ」
ゼレンスキー大統領は東部ドンバス地方でロシア側の損失が大きいほど侵攻を続ける力が弱まると指摘。
ドンバスでの今後がこれからの数週間で、誰が支配者になるかを決めるカギとなると話し、さらなる軍事支援を求めています。
イギリス国防省はウクライナでの戦況について「ロシアの作戦の中心はセベロドネツクのまま」だとしたほか、北東部ハルキウ州ではロシア側がわずかに支配地域を拡大したとの分析を発表しています。
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