「家賃免除を！」上海の店主ら 事実上“2か月ロックダウン”も家賃自己負担…抗議活動は強制排除｜TBS NEWS DIG
「家賃を免除しろ！」
きのうの中国・上海、家賃免除を求めているのは店の経営者たちです。新型コロナウイルスの拡大による2か月を超す事実上のロックダウンで、店は開けず深刻な打撃を受けたと訴えますが、警察により抗議活動は強制排除。いま不満が高まっています。
上海市政府の措置では、国有企業の建物に入居するテナントは半年間、家賃が免除。一方で民間企業には適用されず、入居する店舗には大きな負担なのです。
上海で飲食店を経営する一瀬展之さんも2か月営業できませんでしたが、100万円を超える家賃は全額負担となりました。
上海で飲食店を経営する 一瀬展之さん
「上海でやろうと決めた時からそういうことはあるだろうとわかっていたので、大丈夫だと自分に言い聞かせてやるしかないですよね」
店舗側に負担を強いるやり方は経済都市復活の足かせとなりかねません。一方こんなトラブルも。
「この建物から陽性者は出てないでしょ！」
「はい…」
中国メディアによりますと、遼寧省・丹東市のマンションで起きたのはなんと「隔離間違い」。
コロナ陽性者が出たとして市がマンションの全住人を14日間自宅隔離とし、そのあとさらにもう14日間隔離施設に連れていかれましたが、実際に陽性者が出たのは隣の建物だったのです。
「間違ったのに謝ってないでしょ！」
怒りが収まらない住民たち。しかし、市の担当者は間違いを認めようとせず謝罪もしていないそうです。
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