【5歳児”餓死”】母親”懲役10年”求刑「保護義務果たさなかったこと正当化できない」
2020年、福岡県篠栗町で5歳の三男を餓死させた罪に問われている母親の裁判で、14日、検察側は懲役10年を求刑しました。
起訴状などによりますと、碇利恵被告は2020年、三男で当時5歳の翔士郎ちゃんに十分な食事を与えず餓死させたとされています。裁判ではいわゆるママ友で知人の赤堀恵美子被告が支配する中で、碇被告が自らの意思で行動したかどうかが焦点となっています。
14日の裁判員裁判で、検察側は「赤堀被告からの支配は酌むべき事情だが、保護義務を果たさなかったことを正当化することはできない」として、碇被告に懲役10年を求刑しました。
判決は17日に言い渡される予定です。
(2022年6月14日放送)
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