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【5歳児餓死】焦点はマインドコントロール “ママ友”初出廷も「答えません」繰り返し…
福岡・篠栗町で2020年、当時5歳の男の子が餓死した事件の裁判で、母親の碇利恵被告(40)を支配していたとされる“ママ友”の赤堀恵美子被告(49)が10日、初めて法廷に立ちました。赤堀被告は10回以上にわたり「答えません」と繰り返しました。
◇
2020年、福岡・篠栗町で餓死した碇翔士郎くん(当時5)。生前の写真では、母親にキスされ、ほほえんでいました。
母親の碇利恵被告(40)と、いわゆる“ママ友”の赤堀恵美子被告(49)が、翔士郎くんに十分に食べ物を与えず餓死させたとして起訴されています。
赤堀被告は、さまざまなウソで碇被告を周囲から孤立させ、実質的に支配していたとされており、10日、碇被告の裁判に検察側の証人として初めて出廷しました。赤堀被告は長い髪を後ろで結び、目線を下げ、淡々とした様子で法廷に入ってきました。碇被告は、その姿をじっと見つめていました。
検察官
「碇被告と面識がありますね」
赤堀被告
「はい」
検察官
「碇被告とママ友の関係でしたね」
赤堀被告
「これから自分の裁判があるので答えません」
さらに――
弁護人
「翔(士郎)ちゃんが亡くなったのは、知っていますか」
赤堀被告
「答えません」
弁護人
「責任は誰にあると思いますか」
赤堀被告
「答えません」
裁判員
「子どもが亡くなったことに関して、どう思いますか」
赤堀被告
「答えません」
10回以上にわたり「答えません」と繰り返す赤堀被告に、裁判長は「続かなそうなので、これで終わりに…」と述べました。
裁判の焦点は、碇被告への「マインドコントロール」があったのかどうかです。赤堀被告はほとんど何も語ることなく、20分で法廷を後にしました。
◇
この裁判では、碇被告の心理鑑定を担当した大学教授が証言に立ち、「マインドコントロールは4、5年続き、支配されていたことに気づきにくかった。支配がなければ、経済破綻や友人、家族との断絶もなかったのでは」と話しました。
◇
一方、これまでの裁判で、翔士郎くんが亡くなるまでの最後の18日間の状況が明らかになりました。
2020年4月1日、赤堀被告からの食事の提供がストップし、一家はしょうゆを薄めスープを作るなどして空腹をしのいでいましたが、7日ごろから翔士郎くんが頭痛を訴えるようになったといいます。碇被告の報告に対し、赤堀被告から返ってきたLINEには「頭痛いは嘘やもんね」とありました。
その後、翔士郎くんは「頭がキンキンする」とさらに強く訴えましたが、赤堀被告からの許可が得られないと感じた碇被告は、病院に連れて行くことはありませんでした。そして18日の夕方には目の焦点が合わなくなり、ほとんど呼吸をしない状態になりました。この時、横にいた碇被告に、翔士郎くんは「ママ、ごめんね」と話し、これが最期の言葉となりました。
碇被告は「赤堀に対する怒りもあるが、自分が一番許せなかった」と涙ながらに証言しました。判決は17日に言い渡される予定です。
(2022年6月10日放送『news zero』より)
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