細田衆院議長への不信任案 ８日にも提出も野党に温度差 与党は冷ややか｜TBS NEWS DIG
女性記者などへのセクハラ疑惑が報道されている衆議院の細田議長に対し、立憲民主党は不信任決議案を提出する考えを各党に伝えました。
記者
「議長、一言だけいただけないでしょうか」
細田博之衆院議長
「・・・」
記者
「言論の府の長として説明されないんですか」
細田博之衆院議長
「・・・」
記者
「“セクハラ疑惑”は事実無根と言い切りますか」
細田博之衆院議長
「・・・」
セクハラ疑惑が報じられている細田議長。5月には「事実無根だ」として、通常国会の閉会後に訴訟も視野に入れて対応を検討する考えを示しましたが、野党側は国会で説明するよう求め続けています。
その細田議長への対応をめぐり、立憲民主党は7日朝から日本維新の会や国民民主党などと立て続けに会談。
細田議長が衆院選の小選挙区数のいわゆる「10増10減」に繰り返し懸念を示していることや、セクハラ疑惑が報じられていることなどから、不信任決議案を提出する考えを伝えました。
関係者によりますと、立憲民主党は当初、7日にも提出する方針でしたが、他の野党から幅広い賛同を得るためいったん見送り、早ければ8日の夕方にも提出する方針です。
ただ、一部野党には慎重論もあり、理解が得られるかは不透明です。
立憲民主党 馬淵澄夫国対委員長
「事実関係は分からないわけですね。あくまでも我々が求めているのは、立法府の長としての説明責任を果たせということですから」
立憲民主党はさらに内閣不信任案を9日に提出することも検討しています。
一方、与党側は・・・
自民党 茂木敏充幹事長
「全く不信任には私は当たらないと思っておりまして。他の野党もですね、同調するっていうのは難しいんじゃないかな。そんなふうに考えております。」
夏の参院選を前に攻防が激化しています。
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