【建築基準法】違反の可能性 不適切生コンが神奈川・東京の30か所の住宅に使用か
神奈川県川崎市の生コンクリート製造業者が出荷した不適切な生コンが神奈川と東京、合わせて30か所の住宅などで使われていたことがわかり建築基準法に違反する可能性もあるとして各自治体が調査を進めています。
川崎市宮前区の「小島建材店」は余った生コンに新しいものを混ぜるなど不適切な製品を出荷していたとしてことし2月、JIS（＝日本産業規格）の認証を取り消されています。
国土交通省によりますと、この業者の生コンは神奈川県で22、東京都で8の住宅などの建築現場で使われているということです。
建築基準法では、建物の基礎などに使うコンクリートはJISに適合するか国土交通大臣の認定を受けたものでなければならないと定められています。
この業者の生コンが使われた住宅などが建築基準法違反の可能性もあるとして各自治体は強度や耐久性に問題がないかの調査を進めているということです。
(2022年6月6日放送「news every. 」より）
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