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「トウモロコシ“訳あり品”として安値で出荷」首都圏でひょうと雷雨・・・被害相次ぐ(2022年6月3日)
上空に寒気が流れ込んだ影響で、雷を伴った活発な雨雲が次々と関東に流れ込み、2日連続で、荒れた天気となりました。
東京都世田谷区では、区の施設が冠水。雨風だけでなく、ひょうも降りました。千葉県市川市でもひょうが、約30分、降り続いたそうです。
住民:「『バチバチ』って音がして、すごく怖かったし、すごく空が黒くなっていて、初めて見た。怖かった」
千葉市内では、2日、試合を終えたサッカー日本代表の練習が、天気の急変で、一時、中断に追い込まれました。
2日に引き続き、ひょうに見舞われたのは埼玉県です。春日部市では、突風で中学校のガラスが割れ、男子生徒がけがをする被害がありました。
深谷市では、トウモロコシの出荷が1日に始まったばかりです。3日、トウモロコシ農家の方たちが集まって、ひょうによる被害について話し合いました。地域では、7割以上のトウモロコシが正規品として出荷できなくなり、“訳あり品”として、安値で出荷することになりました。
トウモロコシ農家・田村裕司さん:「強く当たっていると、中がへこんで、一粒一粒が割れていることある。作れば売れるのは、もう昔の話で、今ちゃんといいのを作っても、結局、災害でダメになることが多い。何とも言えない」
甚大な被害が出たのは、農業だけではありません。群馬県では、2日のひょうで、県内の中高生90人が、手足を打撲するなどのけがをしました。市内の中学校では、窓ガラスが90枚ほど割れました。
藤岡市立北中学校・山田雅彦校長:「正直、怖かった。何枚割れてしまうんだろうと。本当に割れる音が大きくて、どうなってしまうんだろうと」
一方、前線の影響で、沖縄県糸満市では、腰までつかるほどの冠水が発生しました。沖縄県では、一時、那覇市や糸満市など、約17万人に避難指示が出されました。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>



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