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「子ども2人がアレルギー」で創業115年老舗そば店が“うどん店”に転身!ついにオープン!「麺の太さ1ミリ単位でこだわった」試行錯誤の末辿り着いた“家族想い”のうどんとは|TBS NEWS DIG
そば店の店主の子ども2人が“そばアレルギー”に。115年続いていた老舗「そば店」を「うどん店」に転身する決意をしました。新メニューのテーマは「家族」だということですが、どんな“うどん”が生まれたのか?そば店が閉店してからうどん店に生まれ変わるまで密着取材しました!
■創業115年「そば店」が「うどん店」に転身!
6月2日、東京・江東区にオープンした「うどん家族 小進庵」。実はこちらのお店・・・5月までは創業から115年続く老舗の「そば店」だったのです。
常連客
「おそば食べたくなったら、ここに来る感じ」
「15年ぐらい前からきていますね」
常連客から愛される“いつも変わらない味”。 しかし・・・
お店の張り紙
「そば専門店からうどん専門店へ生まれ変わります」
2019年、店主の2人の子どもの“そばアレルギー”が判明。“いつか治るかもしれない”という想いで営業を続けてきましたが、家族の健康を考え、そば店からうどん店に転身することを決断したのです。そば店の最終日には、お店の前に多くのお客さんが来ていました。
『小進庵』4代目店主 大森貴行さん
「そば屋で育ってきて、もう何千回、何万回とこうやってそばを茹でて。これが最後なんだなと思います」
■1ミリ単位の麺の太さや出汁にこだわった家族想いのうどんとは?
そば店の閉店から17日後。お店に行ってみると・・・店の看板が「うどん」に切り替わっていました。
大森さん
「明日のオープンに向けて今仕込みをしています。良かったらどうぞ」
実は大森さん、うどん店への転身を決意してから“讃岐うどん”の本場・香川県へ修業に。そば店を閉店してからは、試行錯誤の毎日だったといいます。
大森さん
「粘りとコシ、両方出来るうどんというのをどうにか作ろうと思って」
生地をしっかり熟成させることで“コシと粘り”を両立させることができたといいます。そして、出汁もうどん用にイチから作り直しました。
そばでは、“鰹節”ベースでしたが、香川での修行中に出逢った“煮干し”ベースの出汁にしたといいます。しかし、苦労も多かったようで・・・
大森さん
「かつお節を取るみたいに高温にあげて作ってみたら、すごく濁っちゃったりとか。数か月ぐらいはずっと試行錯誤してましたね」
そんな大森さん。この日、ある人たちをお店に呼んでいました。自分の家族です。そばアレルギーだった2人の子どもたちのために、心を込めて作った新作うどん。
大森さん
「出来たよ、お待たせしました!」
果たして 2人の子どもの反応は・・・
「おいしいです!」
「100点です」
大森さん
「もう一番大きいOKですね。もう安心です。私も」
大きな自信をつけていよいよオープン当日を迎えます!
オープンしてわずか10分で満席。外でも入店待ちのお客さんたちが・・・
大森さん
「緊張して、ドキドキもしてますね。きのうまで“うどんの太さ”どうしようかなって。1ミリぐらいなんですけど、どっちが美味しいかなってずっと迷ってました」
大森さんが想いを込めて考えた“新メニュー”がこちら!
うどんの上に揚げたて、サックサックの天ぷらが6種類も。その名も「冷 家族賑わい海老天つけ(▼1430円)」。これは、6人家族である大森さん一家の賑やかさをイメージして作ったといいます。
他にも、家族の健康に気を使ったサラダたっぷり「家族想いサラダうどん(▼1230円)」や、低温調理した鴨肉を使った「冷鴨のローストステーキつけ(▼1320円)」など、バラエティーに富んだメニューを考えたといいます。
店内が満席でにぎわう中、厨房では・・・
店員
「これでもいいですか」
「これは、どこにどこに?」
大森さん
「要領がまだ分かってない。バタバタですよ。もうしょうがない」
慣れない作業にバタバタ。でも、お客さんからは大満足の声が!
お客さん
「すごいおいしかったです。麺もコシがあってもちもちで」
「美味しかったら完食しました。このスープだけでもちょっと飲みたいなって感じました。」
大森さん
「こんなに来ていただけるとは、正直思ってなくて。出汁も悩みましたから、美味しいって言って頂いて本当に嬉しいです」
そば店からうどん店に転身した「小進庵」。4代目店主が新たな一歩を踏み出しました。
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