【死体遺棄の疑い】元同僚の女性が行方不明 35歳の高校教師逮捕
北海道・帯広市にある公園の雑木林に女性の遺体を埋めた死体遺棄の疑いで、帯広農業高校の教師、片桐朱璃容疑者（35）が逮捕されました。警察によると、片桐容疑者が今年3月まで勤めていた高校で、元同僚の女性が行方不明になっているとのことです。
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2日未明、北海道帯広市にある公園の雑木林で、女性の遺体がみつかりました。現場は人気の少ないうっそうとした雑木林。遺体は、道路から10～20メートル離れた場所の土の中から見つかったということです。
死体遺棄の疑いで逮捕されたのは、帯広農業高校の教師、片桐朱璃容疑者（35）です。片桐容疑者の勤める高校と遺体発見現場の距離は2.3キロほどで、近くには野球場や幼稚園などがあります。
付近の野球場の管理人
「びっくりしましたよ、それは。ここは幼稚園の子供たちが遊ぶ場所なので…」
――犯行時間帯は午後8時頃。
付近の野球場の管理人
「真っ暗で、ほとんど誰もいません」
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片桐容疑者は先月30日午後8時ごろ、雑木林に女性の遺体を埋めた疑いがもたれています。
実は、その“前日”の先月29日、片桐容疑者が今年3月まで勤めていた高校の元同僚の女性が行方不明になっていました。先月30日、女性の夫が警察に「妻が帰ってこない」と相談し、警察が女性の交友関係を調べたところ片桐容疑者が浮上し、事情を聞いたといいます。このとき、片桐容疑者は関与を否定したといいます。しかし1日になり、一転して「死体を雑木林の中に穴を掘って埋めた」と関与を認めたといいます。
そして2日未明、片桐容疑者が案内した現場で遺体が発見されました。遺体は中年の女性で、服を着て横たわった状態で埋められていたということです。
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片桐容疑者は、生徒からは“優しい先生”と評判だったといいます。元教え子は「生徒を笑わせることを言ってくれたり、怒ることはそんなことなかったですね。まさか、あの先生がすると思わなくて」と話しました。
片桐容疑者の元勤め先の高校のOB
「教え子に人気のある先生で、卒業してからも、ちょくちょく先生と当時の子供たちで集まって遊んだりしたようですね」
片桐容疑者の知人
「活発というより、なんか朴訥な感じがあったんでね。特に感情を表に出すような方ではなかったんで」
調べに対し、片桐容疑者は殺害をほのめかす供述をしているといいます。警察は殺人の疑いも視野に捜査を進めるとともに、遺体の身元の特定を急いでいます。
(2022年6月2日放送「news zero」より）
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