【アメリカ】14歳の少女も犠牲に…”銃撃事件”相次ぐ 土日で11件

【アメリカ】14歳の少女も犠牲に…”銃撃事件”相次ぐ 土日で11件

【アメリカ】14歳の少女も犠牲に…”銃撃事件”相次ぐ 土日で11件

アメリカ・ペンシルベニア州フィラデルフィアの繁華街で4日、何者かが複数で発砲し、3人が死亡、11人がケガをしました。アメリカでは銃撃事件が相次ぎ、4日と5日だけで、少なくとも11件の銃撃が起き、アリゾナ州では14歳の少女も犠牲になったといいます。

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4日、アメリカ・ペンシルベニア州フィラデルフィアで事件発生当時に撮影された映像には、多くの人で賑わう繁華街で突然、銃声が鳴り響き、人々が走りだす様子が捉えられていました。悲鳴をあげ、必死に逃げる人々…次々とパトカーが駆けつけ、現場は物々しい雰囲気に包まれました。

地元メディアなどによると、事件があった4日午後11時ごろ、口論をきっかけに何者かが複数で発砲し、3人が死亡、11人がケガをしたということです。

警察官
「銃撃が起きたとき、この通りではいつも通り、何百人もの人々が楽しんでいました」

目撃者
「何が起きたのか、全くわからなかった」

少なくとも5丁の銃が使われたとみられ、現場周辺には複数の銃弾の痕が残されていました。日本時間6日時点、容疑者は逃走中で、警察が行方を追うとともに詳しい状況を調べています。

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銃撃事件が相次いでいるアメリカ。サウスカロライナ州では4日、約150人が参加したパーティーで1人が死亡しました。ノースカロライナ州の病院でも5日、銃撃があり、1人が負傷したということです。

ガンバイオレンスアーカイブによると、4~5日に、アメリカでは少なくとも11件の銃撃が起き、15人が死亡、61人がけがをしたとのことです。アリゾナ州では、14歳の少女も犠牲になったといいます。

アメリカでは先月にも、テキサス州の小学校で21人が犠牲となる銃乱射事件が起きました。

アメリカ バイデン大統領
「アメリカの子どもの死因で、最も多いのは銃によるものだ。今こそ行動しなければならない」

相次ぐ銃撃に、“銃規制の強化”を訴える声は、10年前の銃乱射事件で子どもを亡くした遺族らからもあがっていました。

事件当時 現場にいた女性
「(銃乱射が相次ぐのは)失望していますし、とても腹立たしいです」

銃乱射で子どもを亡くしたマーク・バーデンさんは、「アメリカでは、銃の数は人口より多いんです。政府には安全な規制を設けてほしいと思っています」と話しました。
(2022年6月6日放送「news zero」より)

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