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『万能ワクチン』研究進む…変異型のみならず新しいコロナウイルスにも効果期待!?(2022年6月2日)
新型コロナウイルスの『万能ワクチン』の実現に向けた研究が進んでいます。大阪大学の黒崎知博特任教授を取材しました。
まず一般的なワクチンの仕組みはこうです。コロナウイルスの表面に出ている突起には、頭と首の2つの部位があります。従来のワクチンを打つと、このうち「頭」の部分を認識する抗体が体内に作られます。作られた抗体が突起の「頭」部分に結合して、ウイルスが細胞へ侵入することをブロックして、病気の発生を抑えます。
しかし、ウイルス側は「頭」の部分を変異させて、抗体の結合をできにくくして生き延びようとします。これがワクチンの効果が薄れる理由だといいます。
(大阪大学 黒崎知博特任教授)
「いい抗体が出来たらウイルスが死ぬじゃないですか。ウイルスとしては感染しないと絶対生き残れませんから、そういうところに変異を蓄積してくるんです。だから一旦できた免疫が割とやられるんです」
一方、「首」の部分はこれまでのワクチンではあまり狙われてこなかったため、「頭」とは違って変異をほとんどしていないといいます。そこで黒崎特任教授らのチームが、「頭」の部分を特殊な方法で覆ってみたところ、首の部分を狙って結合できる新たな抗体が体内で作られることがわかったのです。
この研究を基にすれば、新型コロナウイルスの新たな変異のみならず、全く新しいコロナウイルスが現れてきたとしても一定の効果が期待できる『万能ワクチン』が実現できると考えられているのです。
(大阪大学 黒崎知博特任教授)
「(万能ワクチンの)効果は100点満点じゃないけれども、かなり感染性とか致死率を抑えられる(万能)ワクチンを(ウイルスが)出てきてすぐに打つ。すなわち備蓄して用意しておく」
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