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【ウクライナ侵攻】収穫も輸出も難しく…“世界的な食糧危機”懸念
ロシア軍によるウクライナ侵攻が続く中、ロシアはウクライナ東部などで激しい攻撃を続けているほか、実効支配する地域を「ロシア化」する動きも強めています。一方、ロシア軍が撤退した地域では、地雷が残されて作物を作れない畑があるほか、輸出も滞っていて、日本など世界の食卓に深刻な影響を与えています。
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ロシア国防省は25日、「黒海」から発射したミサイルの映像を公開しました。
ウクライナ・ドネツク州とルハンシク州の東部2州の完全掌握を目ざすロシア軍は、ウクライナ軍が拠点としているルハンシク州の町、セベロドネツクの攻略に向けて攻勢を強めています。
こうした中、ロシアのプーチン大統領は25日、ウクライナ南部のヘルソン州とザポリージャ州の住民に対し、ロシア国籍の取得を簡素化する大統領令に署名しました。「ロシア化」を進める強引な動きもみられます。
一方のウクライナ・ゼレンスキー大統領は、領土を譲り渡すことを条件にした停戦交渉には、応じない姿勢を改めて示しました。
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ロシアによるウクライナへの軍事侵攻から、3か月あまりがたちました。ロシア軍が撤退したウクライナ首都キーウ近郊では、復旧作業が進んでいますが、“世界の食卓”を揺るがす深刻な事態が起きています。
ロシア軍の撤退後、畑に植えられたトウモロコシ。ウクライナのトウモロコシ輸出量は年間約2700万トンで、世界4位です。しかし、一時、ロシア軍に占拠された地域にある別の畑には「地雷への注意」を促す看板が立てられていました。実際、近くの街ではトラクターでの作業中、「対戦車地雷」が爆発し、けが人が出たということです。
キーウ近郊でトウモロコシなどを育てる、農業法人の責任者が見せてくれたのは、焼け焦げた農業用車両のそばに山積みされたミサイルの破片です。
農業法人の責任者
「これはミサイルの破片です。畑の中でたくさん見つかりました」
所有する畑からは、地雷も見つかったということです。
農業法人の責任者
「ロシア軍は撤退しましたが、畑には地雷が残されていて、すぐには農業を再開できません」
全ての畑で地雷のチェックを終えるには3~4年かかり、多額の費用もかかるということです。
◇
“世界の食卓”に影響を及ぼす事態はほかにもありました。ウクライナ南部、黒海に面する貿易の重要拠点「オデーサ」では、今、港からの輸出がロシア軍によって阻まれ、ウクライナからの穀物の輸出が滞っています。
そのため、先ほどのキーウ近郊の農業法人は――
農業法人の責任者
「来月には今年の収穫が始まるのに、まだ去年の分が輸出できず残っています。ビジネスの状況はとても厳しいです」
行き場を失った大量のトウモロコシは、白いカバーに覆われた状態で地面に置かれています。一部はロシア軍の砲撃でカバーが破れ、中身が散乱していました。
こちらの農業法人では、鉄道などでの陸路や、河川での輸出を模索していますが、いずれも課題があるということです。
ウクライナの輸出停滞などにより、トウモロコシは世界的に価格が高騰しています。家畜のえさに使う日本も影響は避けられません。国連や西側諸国は、「世界的な食糧危機につながりかねない」として、ロシアを非難しています。
(2022年5月26日放送「news every. 」より)
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