「後先考えず」「ソファにもたれながら」池袋母子死亡事故の遺族を誹謗中傷した加害者が語る“軽さ”と“厄介な正義感” 【SHARE #7】

「後先考えず」「ソファにもたれながら」池袋母子死亡事故の遺族を誹謗中傷した加害者が語る“軽さ”と“厄介な正義感” 【SHARE #7】

「後先考えず」「ソファにもたれながら」池袋母子死亡事故の遺族を誹謗中傷した加害者が語る“軽さ”と“厄介な正義感” 【SHARE #7】

インターネット上の誹謗中傷対策で「侮辱罪」を厳罰化する刑法改正案が5月18日、衆院法務委員会で賛成多数で可決されました。ネット上での誹謗中傷によって、時に被害者は命を断ってしまうこともあるほど「デジタル暴力」の被害は深刻化しています。一方で、誹謗中傷をした加害者側は「深く考えず、気軽に投稿」しているという実態も調査で明らかになってきました。一体なぜ、こうした被害者側と加害者側の間に不均衡が生まれるのでしょうか。

今回の「SHARE」では、「池袋母子死亡事故」の被害者遺族である松永拓也さんをツイッター上で誹謗中傷した男性を取材し加害者の実態に迫ります。加害者は一体なぜ、誹謗中傷をしたのか。どんな状況で投稿し、どんな心理的背景があったのか。また、被害者の松永拓也さんにもインタビューし、誹謗中傷を受けた当時の心情や「デジタル暴力」について訴えたいことを聞きました。

ゲストは取材をした社会部の重松大輝記者と、ネット炎上を計量経済学の観点から分析・研究する国際大学の山口真一准教授。山口准教授の研究で、加害者になる人の”傾向”や”特徴”があることも分かりました。
「もしかしたら自分も加害者になるかもしれない」。決して他人ごとではない「デジタル暴力」について私たちは何に気をつけ、どう向き合うべきなのか。是非、ご覧ください。

00:00 番組スタート
00:45 ゲスト紹介 重松大輝記者、 国際大学山口真一准教授
03:11 松永拓也さんが「一線を超えた」誹謗中傷とは
03:52 松永拓也さんインタビュー取材
05:03 松永さん「(誹謗中傷の加害者に対して)何でそこまで言えるのか」
05:48 誹謗中傷被害者の心のダメージについて
07:32 誹謗中傷は「暴力行為」
09:18 松永さんを誹謗中傷した男を取材
09:48 加害者男性は「ソファにもたれながら」投稿
10:47 デジタル暴力の加害者「罪の意識が低い」
11:24 加害者の男性「自分もされたから」誹謗中傷の連鎖
13:29 ネット上で嫌な思いをしたことのある人のほうが炎上に参加する傾向
14:14 SNS3つの特性「可視性」「持続性」「拡散性」
15:57 SNSで最も拡散されやすいのは「怒りの感情」
16:29 極端で攻撃的な人ほど発信する
17:06 加害者の男性「自分が良いことないから」誹謗中傷の心理的背景
19:17 炎上書き込みする人の特性「協調性がない」「社会ぬいに不満」
20:23 誹謗中傷する傾向ある人の属性「男性」「高年収」「中間管理職以上」
23:24 攻撃的な書き込みする人6~7割が「正義感」から投稿
24:18 コロナ禍で炎上件数が増加
25:34 社会が不安定な時「自粛警察」「不謹慎狩り」が横行ぬい
28:47 Twitter上の炎上についてネガティブな経験を書き込む人は40万人に1人
31:02 SNSを安心、安全に使うためには
32:15 「被害者に不利すぎる世の中」をどう変えるか
33:58 SNS事業者の「誹謗中傷防止」取り組み
36:42 自分自身が誹謗中傷の加害者にならないための5か条

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