落下の「KAZU1」 海底からの再つり上げ作業始まる(2022年5月25日)

落下の「KAZU1」 海底からの再つり上げ作業始まる(2022年5月25日)

落下の「KAZU1」 海底からの再つり上げ作業始まる(2022年5月25日)

 北海道・知床沖で観光船が沈没した事故で、海底に沈んだ船を再びつり上げる作業が25日朝から始まりました。

 (中村智昭記者報告)
 つり上げて運ばれていた「KAZU1」が落下したのは、ここからおよそ7キロ離れた沖合の場所になります。ちょうど今、作業船が見えている辺りです。

 あの辺りは水深が深く、「KAZU1」は現在水深182メートルの海底に沈んでいます。

 この「KAZU1」を再びつり上げるための作業が今、行われています。

 ロボットアームの付いた無人潜水機は午前8時半ごろ、海に投入されました。そして、いったん引き上げられましたが、また水中へと戻っています。船をつり上げるため船体にベルトを取り付ける作業が行われています。

 今回は潜水士は潜らないということです。

 そして海上保安庁によりますと、早ければ26日にも「KAZU1」を海面近くまでつり上げ作業船に固定することにしています。

 その後、ここから1キロ離れた沖合の海域に移動して、作業船の上に「KAZU1」を引き揚げる予定です。

※「KAZU1(ワン)」は正しくはローマ数字
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