性別変更を同意なく明かされ「精神的苦痛受けた」と元勤務先を訴えた裁判…和解成立(2022年5月25日)

性別変更を同意なく明かされ「精神的苦痛受けた」と元勤務先を訴えた裁判…和解成立(2022年5月25日)

性別変更を同意なく明かされ「精神的苦痛受けた」と元勤務先を訴えた裁判…和解成立(2022年5月25日)

性同一性障害で性別を変えた女性が、男性だったことを職場で同意なく明かされ「精神的苦痛を受けた」として元勤務先を訴えた裁判で、和解が成立しました。

 性同一性障害の50代の女性は、男性として生まれましたが、20代で性別適合手術を受け、戸籍上の性別も女性に変更しました。訴状によりますと、女性が大阪府吹田市内の病院で働いていた際に、職場の上司に性別を変えたことを同意なく明かされ、別の上司には男性のような名前で呼ばれるなど「精神的苦痛を受けた」として、病院側に慰謝料など約1200万円を求めて提訴していました。

 双方の代理人弁護士によりますと、上司の発言で女性が精神疾患を発症したとして去年2月に労災認定されたことから、病院側が女性に謝罪して解決金を支払うことで5月17日に和解が成立したということです。

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