北京で約2000人を集中隔離 冬季五輪の宿泊施設に強制移送(2022年5月24日)
中国では厳しい「ゼロコロナ」政策が続き、首都の北京では2000人近い住民が強制的に移送され、冬季オリンピックで使われた宿泊施設で集中隔離を受けています。
北京の大通りにバスの列が延々と続いています。
中国メディアによりますと、この近くの住宅地で23日までに19人の感染者が確認されたため、住民ら1800人以上が100台のバスで200キロ以上離れた河北省の張家口に移送されました。
住民らは北京冬季オリンピックで使用された宿泊施設で集中隔離を受けているということです。
中国では休業指示に従わず営業したネットカフェで3人の感染者が確認され、警察が刑事事件として捜査するなど、対策の厳格化も進んでいます。
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