「薄めないで」赤ちゃん用ミルク不足でCNNが異例の呼びかけ トランプ一家も“乱入”(2022年5月24日)
バイデン大統領はピンチを切り抜けることができるのでしょうか。アメリカで今、起きている深刻な「赤ちゃん用のミルク不足」。政権が対応に追われていますが、いまだ解消されていません。そんななか、トランプ前大統領が痛烈な批判を展開しています。
バイデン大統領:「空飛ぶミルク作戦を発表します」
アメリカで続く赤ちゃん用ミルクの枯渇・・・。バイデン政権肝煎り(きもいり)の「空飛ぶミルク作戦」で22日、第一弾のミルクがアメリカに届いたものの、店頭ではいまだに不足しているといいます。
母親:「転売する人もいて、45ドルの缶が80ドルや100ドルで売られています。ひどい話です」
このピンチに顔を出してきたのは、あの人・・・。
トランプ前大統領:「民主党はウクライナにさらに400億ドルを送ろうとしているが、アメリカの親たちは子どもに食事をさせるのさえ大変なのだ。大量の粉ミルクが不足しているのに、誰もそのことを話題にしない。国家の恥だ」
「国家の恥」と批判したトランプ前大統領・・・。さらに、長男。
トランプJr.氏「男性が妊娠し始めるまで、粉ミルクが不足することはなかった」
メラニア夫人も参戦・・・。
メラニア夫人:「21世紀のアメリカで子どもたちに食べ物がないのを目にするのは心が痛みます」
さらにメラニア夫人は、ミルク不足の原因を聞かれ「リーダーシップのせいだ」としています。
こうしたなか、CNNが異例の呼び掛け。
CNN:「自分で粉ミルクを作らないこと。赤ちゃん用ミルクを水で薄めないで下さい」
今、ミルク不足の影響で、アメリカの小児科では、幼い子供が栄養不足による合併症のため、ここ数日、入院しているといいます。
サウスカロライナ大学の医師:「親が別の対策をして、うまくいかないこともあります」
多くの親が何とかしようと、自分で粉ミルクを作ろうとしたり、粉ミルクを水や他のもので薄めたり、誤った行動に出ているといいます。
粉ミルクの代わりに母乳をということなのでしょうか。
アメリカに住む日本人の母親によると、「母乳促進クッキー」までも売り切れているところがあるということです。
ハリス副大統領:「我々の政権は、必要な人すべてが確実に安全な赤ちゃん用ミルクを十分手に入れることができるよう昼夜問わず取り組んでいきます」
粉ミルクの第二弾は、今週末に到着する予定です。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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