沈没船の引き揚げへ作業開始 早ければ23日にも(2022年5月21日)

沈没船の引き揚げへ作業開始 早ければ23日にも(2022年5月21日)

沈没船の引き揚げへ作業開始 早ければ23日にも(2022年5月21日)

 北海道の知床半島沖で観光船が沈没した事故で、船体の引き揚げに向けた作業が21日朝から始まりました。

 第1管区海上保安本部によりますと、観光船「KAZU1」の引き揚げに向けた準備が午前8時ごろから始まったということです。

 21日は潜水士2人がKAZU1の中にある備品が外に流れ出ないよう開いている扉などをベルトで固定する作業を行う予定です。

 ただ、現場海域は午後から天候が悪くなることが予想されているため作業は午前中で終了し、潜水士を乗せた船も一度、網走港に戻ってくる計画です。

 天候が回復したのち、作業船は再び現場海域へと向かい作業が順調に進めば、22日はKAZU1にワイヤで海面近くまでつり揚げ網走港の沖合までえい航します。

 そして、23日にはKAZU1を海中から作業船の上に引き揚げる方針です。

※「KAZU1(ワン)」は正しくはローマ数字
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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