【大規模“漏水”】農業用水への影響続く 前日には異変も 愛知・豊田市
愛知県豊田市の矢作川から水を取り込む施設で発生した大規模な漏水は、19日までに50台あまりの給水ポンプを設置して水の量を増やす応急措置が進められています。工業用水が段階的に利用可能になりましたが、農業用水への影響は続いています。
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愛知県豊田市にある、矢作川から水を取り込む施設で発生した大規模な漏水。矢作川の川辺には、19日までに50台あまりの給水ポンプが設置され、工場などに供給する水の量を増やす応急措置が進められています。
大規模な漏水が発生したのは17日ですが、異変はその前日に目撃されていました。
異変を目撃した男性が見せてくれたのは、16日の夜に撮影した写真です。水面に小さな渦ができている光景が写っていました。しかし、次の日に撮影した写真には、水が流れている様子が写っていました。
異変を目撃した大橋鋭誌さん
「最初は小さな渦に見えた。次の日には流れになっていた」
さらに漏水は続き、地面が見えるほど水位が下がりました。19日の夜になってようやく、工業用水が段階的に利用可能になりました。
改善の兆しが見える一方で、農業用水への影響は続いています。
今月15日に田植えを始めたばかりの農家では――
豊田市で農園を営む野田美香子さん
「一部は枯れ始めているところも出てきてます。これ全部だめになっちゃったら生活にかかってくるので、今からが一番(水が)いるので早く復旧してほしい」
農業用水の再開の見通しは、立っていないということです。
(2022年5月20日放送「news every. 」より)
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