“最後の砦”から兵士1730人投降・・・「捕虜交換」求む(2022年5月20日)
ウクライナ側は「捕虜の交換」を求めています。
■“最後の砦”から・・・兵士1730人投降
ロシア国防省・コナシェンコフ報道官:「マリウポリでは、アゾフ大隊の戦闘員とアゾフスタリ製鉄所に立てこもったウクライナ兵士が投降を続けています」
ロシア側の発表によると、この24時間のうちに771人が投降し、これまでに1730人が投降したということです。
投降した兵士たちは「Z」マークの付いた戦車に先導され、向かう先は、親ロシア派が支配する地域の収容所です。
マリウポリの北およそ70キロにあるオレニフカに到着した時には、どの顔にも憔悴(しょうすい)しきった表情が浮かんでいました。
ウクライナ側は、投降した兵士と、ロシア兵の捕虜の交換を求めていますが、実現の見通しは立っていません。
■ロシア軍「司令官2人解任」・・・英分析
一方で、イギリス国防省がロシア軍について、驚きの分析を発表しました。
イギリス国防省:「ロシア軍の司令官2人が解任された」
1人目は、ウクライナ第2の都市・ハルキウの制圧に失敗したロシア軍の第1親衛戦車軍の司令官。2人目は、先月沈没したミサイル巡洋艦「モスクワ」の艦隊司令官です。
さらに、制服組トップ・ゲラシモフ参謀総長については、ポストにはとどまっているとみられていますが、プーチン大統領から信頼を得られているかは、不明だとしています。
イギリス国防省:「司令官の解任は、ロシア軍の指揮統制にさらなる負担をかける可能性が高い」
(「グッド!モーニング」2022年5月20日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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