林外務大臣、ロシア連携強める中国に“責任ある行動を”(2022年5月18日)
林外務大臣は中国の王毅外相とおよそ半年ぶりにテレビで会談し、ウクライナ侵攻を続けるロシアと連携を強める中国に対して、懸念を表明しました。
日中外相のテレビ電話会談は、およそ70分間行われました。
ウクライナ情勢を巡って、中国がロシアに対する経済制裁の抜け穴になっていることを踏まえ、林大臣は王毅外相に責任ある行動を取るよう求めました。
また、東シナ海や南シナ海で強める海洋進出に懸念を示すとともに、台湾海峡の平和と安定の重要性を伝えました。
王毅外相からは、去年11月から日中外相間の会談が行われていなかったことについて「隣国同士であるべき姿ではない」と指摘がありました。
今年、日中国交正常化50周年を迎えるなか、建設的かつ安定的な関係の構築に取り組むことで一致しましたが、外務省によりますと、「具体的な交流行事など予定は決まっていない」ということです。
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