「クアッド」首脳会合前に警視総監が訓示、ウクライナ情勢踏まえ「先手先手で対処を」｜TBS NEWS DIG

「クアッド」首脳会合前に警視総監が訓示、ウクライナ情勢踏まえ「先手先手で対処を」｜TBS NEWS DIG

アメリカ、オーストラリア、インドとの4か国の枠組み「クアッド」の首脳会談が東京で行われるのを前に、警視庁が警備会議を開きました。

大石吉彦警視総監
「ロシアがウクライナに侵攻開始してからまもなく3か月。今回の警備が、国際情勢を大きく揺るがす深刻な事態が進行するなかで行われること、関係する職員1人1人が同じ温度感・緊張感を持って職務遂行するよう徹底されたい」

「クアッド」首脳会談を1週間後に控え、17日、警視庁本部で開かれた警備会議では、大石警視総監が、「起こりうる事案を想定して必要な対策を準備し、先手先手で対処してほしい」と訓示しました。

JR渋谷駅では、警備犬がコインロッカーに不審物がないかにおいをかいで警備にあたりました。

警視庁は、不特定多数の人が集まる渋谷駅など主要駅や空港が、いわゆる「ソフトターゲット」としてテロの標的になりかねないとして、警戒を強化しています。

都内では今後、交通規制や車両検問なども行われる予定です。

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