【朝霞放火殺人】生前に火をつけられた可能性 遺体には“暴行による骨折”
埼玉・朝霞市で火事があり、焼け跡から男性の遺体が見つかった事件。警察は放火殺人事件と断定し、捜査を進めています。また、捜査関係者への取材で、当日の男性の足取りがわかってきました。
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14日に埼玉・朝霞市の内装会社で火事があり、43歳の社長とみられる男性の遺体が見つかった事件で、警察は、火の気のないところから出火しているなど、現場の状況から、何者かが男性を閉じ込めて火をつけた放火殺人事件と断定しました。
男性は事務所内で倒れていたといいます。遺体の上半身には、暴行を受けたときによる複数の骨折があったことが新たにわかりました。また、司法解剖の結果、気道からは「スス」が見つかっていて、生きている時に建物に火をつけられたとみられています。
社長を知る人
「非常に残念でしかないですね。本当に面倒見がよくて慕われる方でしたね」
“悩み”や“トラブル”は、聞いたことがなかったといいます。
社長の身に何があったのか、捜査関係者への取材で当日の足取りが徐々にわかってきました。
火災の通報があったのは14日の午前10時前ですが、社長は県外で、仲間と一緒に早朝まで内装関連の仕事をしていたといいます。そして仕事を終えて朝、仲間とともに会社へ戻ってきたということです。
その後、仲間が帰り、社長は事務所で一人になったということです。そこから通報まで数時間の間に、事件に巻き込まれたとみられているのです。
警察は、社長の仕事関係者などからも話を聞き、捜査を進めています。
(2022年5月17日放送「news every.」より)
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