大手企業がロシアから次々と「正式撤退」(2022年5月16日)
ロシアによるウクライナへの侵攻から3カ月になるのを前に、欧米の企業が次々とロシアからの全面撤退を正式に決定しています。
マクドナルドは16日、ロシア市場からの撤退を発表しました。ロシアでの事業を第三者に売却する方針だということです。
フランスの自動車大手「ルノー」も16日、ロシアからの全面撤退を決めました。工場はモスクワ市に売却しました。モスクワ市はこの工場でロシアの国産車「モスクビチ」を製造するとしています。
12日にはドイツの産業システム大手のシーメンスもロシア市場からの撤退を表明しています。
侵攻開始直後、多くの欧米企業は営業を停止しましたが、従業員に3カ月分の給与を支払うなどして様子を見ていました。侵攻が長期化するなかで、次々と正式に撤退を決めた形です。
一方、G7は14日、ロシアへの制裁を拡大し「経済的政治的圧力をさらに増強させる」との声明を採択しています。
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