【速報】原因不明の小児急性肝炎 国内で新たに5人報告(2022年5月13日)
厚生労働省は原因不明の子どもの急性肝炎について、新たに5人の患者が報告されたと発表しました。
子どもの急性肝炎は10日時点で、27カ国で約450人に確認されています。
これまでに国内では16歳以下の7人が疑いのある患者として報告されていますが、厚労省によりますと、新たに5人が、この肝炎の疑いで入院していたという報告があったということです。
国内で確認された疑いのある患者は12人となりました。
このうち1人に風邪のような症状を引き起こすアデノウイルスが検出されていますが、関連は分かっていません。
子どもの肝炎については新型コロナウイルスのオミクロン株との関連を示唆する研究がありますが、国立感染症研究所は「コロナが流行することで肝炎のリスクが高まると言うのは時期尚早だ」としています。
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