【妻刺殺の元大学准教授】初公判 弁護側「心身喪失で無罪」主張

【妻刺殺の元大学准教授】初公判 弁護側「心身喪失で無罪」主張

【妻刺殺の元大学准教授】初公判 弁護側「心身喪失で無罪」主張

2020年、埼玉県庁前の歩道で妻を刺し殺したなどの罪に問われている元大学准教授の男の初公判が開かれ、弁護側は心身喪失の状態だったとして無罪を主張しました。

文教大学の元准教授浅野正被告は2020年、埼玉県庁前の歩道でさいたま少年鑑別所に勤める妻の法代さんの胸などを包丁で刺し殺害したなどの罪に問われています。

13日の初公判で浅野被告は「僕が妻を殺したのはまちがいありません」と起訴内容を認めた一方、「妻と二女は僕を精神的に追い詰めて自殺させようとしていた」と話し、弁護側は「家族や職場に対する妄想性障害の圧倒的な影響があり心神喪失で無罪」などと主張しました。

一方、検察側は「妄想性障害の影響はあったが被告には一定程度正常な精神機能が残っていて、自身の判断にも基づいた犯行だった」と主張しました。
(2022年5月13日放送)

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