就職氷河期世代の正社員雇用「3年間で30万人増」 政府が目標を2年延長へ(2022年5月12日)
30代半ばから50代前半の就職氷河期世代の正社員への雇用を「3年間で30万人増やす」とする目標について、政府は達成期限を2年間延長する方針を明らかにしました。
就職氷河期世代について政府は、2019年度から3年間で正社員の数を30万人増やす目標を掲げていましたが、昨年度までの2年間で3万人の増加にとどまりました。
3年間でおよそ730億円の予算を組んでハロワークでの専用窓口を設置したり、正社員経験のない人を雇用した企業に助成金を支給したりしてきましたが、新型コロナの影響で雇用環境が厳しくなり、目標の達成が難しくなったとしています。
このため、政府は目標を2年延長することを来月取りまとめる「骨太の方針」に反映する方針です。
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