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「戦いは続いている」ジャーナリストが見た東部“最前線”解放された村は今(2022年5月12日)
ウクライナ東部ハルキウの中心部は、ロシアとの国境から30キロ余りしか離れていません。それ故に侵攻開始以来、激しい攻撃に晒されてきました。街中は今どうなっているのでしょうか。
フォトジャーナリスト・児玉浩宜氏:「現在お昼過ぎ、街の中心部にいるのですが、街中には人の姿はほとんどみられません。戦争から2カ月以上経った今もこのような状態です」
街の至る所にロシア軍の攻撃の痕跡は残されています。
フォトジャーナリスト・児玉浩宜氏:「地面が大きくくぼんでいます。恐らくここに着弾したものと思われます。爆風で飛び散ったものが、壁にかなりの数、穴を空けています」
ハルキウで空爆の危険が去ったわけではありません。地下鉄の駅に避難する人たちには、我慢の時間が続きます。
地下鉄の駅に避難する人:「(Q.いつからここに?)3月1日からです。(Q.もう2カ月になりますが)つらいし、ずっと怯えています。私たちはこの地下で暮らすしかありません。空も太陽も見えない。月も見ることができません」
ロシア軍は一時、ハルキウ間近まで迫っていました。しかし、ウクライナ軍の反撃で、ハルキウの北東では国境から数キロの地点まで後退しています。
ウクライナ軍参謀本部報道官:「私たちの反撃を食い止めるため、ロシア軍は防衛線に移りました。敵は兵力の損失が続いていて、混乱し、戦意を失っています」
さらに奪還を続けると、街を取り戻す以上の意味を持ちます。イジュームを拠点にドンバス地方の攻略を目指すロシア軍の国内からの補給路を断つことになるのです。
人口140万人でウクライナ第2の都市ハルキウ。ロシア軍が攻略を失敗し、ウクライナが防衛に成功すれば、戦局は大きな分岐点を迎えることになります。
防衛省防衛研究所・高橋杉雄氏:「ロシア軍のドンバス地方制圧において、ハルキウの南のイジュームは重要拠点。ロシアのベルゴロドからハルキウ周辺、イジュームにかけてロシア軍の補給線があり、この補給線が断たれればイジュームにある戦車などは2~3日で動けなくなる。ロシア軍はドンバス地方制圧がさらに困難になる」
◆ハルキウで取材を続けているフォトジャーナリスト・児玉浩宜氏に聞きます。
(Q.現在はどんな状況ですか?)
私が今いるのはハルキウ市中心部のホテルです。海外メディアが取材拠点にしている場所です。12日も朝から断続的に、遠くから重く低い音が聞こえてきます。これはウクライナ軍がロシア軍の攻撃に対して迎撃している音と思われます。
外に出ても街中を歩く市民の姿はほとんどありません。私は2カ月前、首都キーウに取材のため滞在していたのですが、当時、北部から攻め込まれていたキーウ近郊のイルピン・ブチャ・ボロディアンカなどでロシア軍との戦闘が続いていて、キーウ中心部にも砲撃の音が聞こえてきていました。今のハルキウととても似ていると感じています。街中には人がおらず、ほとんどの店舗が閉鎖したままです。夜間は街灯もなく真っ暗で、人々は地下鉄で生活している。そういった街中の雰囲気も、今のハルキウと2カ月前のキーウは近い印象があります。
先日、ハルキウ市内を取材中、街中に戦闘車両が数台配置され、黒いシートのようなものをかけて人目につかないようにしているのを確認しました。ウクライナ軍は10日にハルキウ州をロシア軍から奪還したと発表していますが、実際には「戦いが続いている」ことを実感しています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>



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