『強制的に残業ができなくなるシステム』導入した市役所 「ノー残業デー」を全力推進(2022年5月12日)

『強制的に残業ができなくなるシステム』導入した市役所 「ノー残業デー」を全力推進(2022年5月12日)

『強制的に残業ができなくなるシステム』導入した市役所 「ノー残業デー」を全力推進(2022年5月12日)

兵庫県養父市で『強制的に残業ができなくなるシステム』が導入されました。

 兵庫県の養父市役所では水曜日を定時退庁日としています。職員の終業時間は午後5時15分ですが、定時を過ぎても多くの職員が仕事に追われています。しかし養父市では、5月11日から「ノー残業デー」としている毎週水曜日に、定時から1時間15分が過ぎた午後6時半でパソコンを強制終了させる取り組みを始めました。

 強制終了の30分前にはパソコンに“データを保存するように”と警告が表示されます。管理職やシフト制の職員を除く全職員が対象で、所属長が残業を命じた場合は対象外になるということです。

 養父市では昨年度の残業は職員全体で約3万8900時間に上っていて、職員の長時間労働を防ぐため、この取り組みを始めたということです。

 (養父市経営総務課 羽渕猛次長)
 「ワークライフバランスの充実が狙いの1つですので、家族サービスでありますとか自分の趣味の時間にあてて、心身のリフレッシュに努めていただきたいなと思っています」

 “残業ができない仕組み”に職員からはこのような声が聞かれました。

 (職員)
 「1日のスケジュール感を少しづつ自分の中で整理して取り組めると思うので、効率的に仕事を進められると思います」
 「今日は早く帰れるので子どもたちと一緒に過ごそうと思います」

 養父市は今後、ほかの曜日でも実施するか検討したいとしています。

▼MBS NEWS HP
https://ift.tt/mHbc8hI

▼最新ニュースや特集を毎日配信 チャンネル登録お願いします!
https://www.youtube.com/c/MBSnewsCH?sub_confirmation=1

#MBSニュース #毎日放送 #ノー残業デー #システム #導入 #全力推進 #兵庫県養父市 #定時退庁日

MBSnewsCHカテゴリの最新記事