「3万人の中の1人かもしれないが私にとって大切な夫」川崎重工の社員自殺…妻が提訴(2022年5月12日)
川崎重工業から中国の関連企業に出向していた男性が自殺したのは過重な業務などが原因だったとして、遺族が損害賠償を求める裁判を起こしました。
川崎重工業に勤めていた男性(当時35)の妻らによりますと、男性は2013年に中国にある関連会社に出向しましたが、その後、うつ病のような症状が出始め、マンションから飛び降りて亡くなりました。
妻らは、ほとんど中国語が話せない男性に過重な業務を押し付け安全配慮義務を怠ったとして、川崎重工業に対して約1億円の損害賠償を求めています。
(原告・亡くなった男性の妻)
「社員3万人以上の中の1人の出来事かもしれないですけれども、私にとっては本当に大切な夫で、子どもたちからしても大好きなパパです。一人ひとりを大切にして、このようなことが起こってほしくないと切に願っています」
川崎重工業は「訴状が届いていないのでコメントできない」としています。
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