地元に愛される『かっつん』が悲惨な姿に…目撃されていた“２人組の男”の関連は？（2022年5月10日）
兵庫県加古川市で名物の「かつめし」をＰＲするキャラクターの石像が壊されているのが見つかりました。
加古川名物「かつめし」は、デミグラス風のソースがかかったビフカツをご飯にのせて茹でキャベツを添えたもので、市内の１００店舗以上で提供されています。地元商店街などは、２００８年に頭にカツをのせた「かっつん」と「デミーちゃん」というＰＲキャラクターを作り、２体が並んだモニュメントを建てました。
ところが、今年５月９日の午前９時ごろ、ＪＲ加古川駅近くの商店街でモニュメントがバラバラに壊されているのが見つかったのです。破壊されたのは「かっつん」。脚の付け根から折られ、カツがのった頭や腕が現場に散乱していました。いつも隣にいる「デミーちゃん」は無事でした。
（加古川観光協会の担当者）
「通りがかった人が写真を撮ったり、地元の人から愛されるキャラクターだったので。石像で、いたずらレベルでは壊されないようなものなので」
一体、誰がみんなに愛されている石像を壊したのか。このモニュメントは御影石で作られているためかなりの重量があり、簡単に持ち上げることはできません。
今回の件について地元の人は次のように話します。
（地元の住民）
「ちょっと信じられないし、どこの誰っていう感じですよね。ソウルフードですよね。僕も毎週１～２回は必ず食べています」
加古川観光協会などによりますと、５月８日の午後７時ごろの時点では石像に異常はなかったということですが、午後９時ごろには男２人が石像を壊している様子が目撃されているということです。
加古川観光協会は既に被害届を出していて、警察は器物損壊の疑いで２人組の男との関連も含めて捜査しています。
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