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迎えた「戦勝記念日」 プーチン大統領は何を・・・目前に焦り?「1600人の新部隊投入」(2022年5月9日)
先進7カ国の首脳によるオンライン会談が開かれ、岸田文雄総理がロシア産石油の「原則禁輸」という措置を取ると表明しました。原油の禁輸に消極的だった日本が、先進7カ国と足並みをそろえることになります。
■岸田総理「G7結束が何よりも重要」
岸田文雄総理大臣:「我が国としては大変、厳しい決断ではあるが、G7の結束が何よりも重要な時だ。口シア産原油の原則禁輸という措置を取る」
岸田総理は、ウクライナのゼレンスキー大統領も参加したG7(主要7カ国)のオンライン首脳会議で、消極的だったロシア産原油の禁輸を表明しました。
今後、G7各国がロシア産石油の全面禁輸や依存度の低下を進めると明らかにしました。
また、各国は「プーチン大統領が勝利することは決してあってはならない」として、ウクライナへの軍事支援の継続も表明しました。
■米大統領夫人 ウクライナ電撃訪問
アメリカ、ジル・バイデン大統領夫人:「この戦争は、止めなければなりません。残酷な現状に、アメリカの人々はウクライナの人々と共に立っているということをウクライナの人々に示すことが重要です」
戦時下のウクライナ西部を電撃訪問したのは、アメリカのファーストレディー、ジル・バイデンさん。ウクライナのファーストレディー、オレナ・ゼレンシカさんが出迎えました。
2人のファーストレディーが訪れたのは、一時避難所となっている学校。子ども47人を含む163人の避難している人と触れ合いました。
ウクライナ、オレナ・ゼレンシカ大統領夫人:「この勇気のある行動を感謝しています。この行動は、ウクライナ国民にとって特別な意味を持っています。これは本当に特別な行動です」
■「戦勝記念日」を前に・・・“駆け引き”
ヨーロッパの第二次世界大戦の終戦記念日のタイミングで、カナダのトルドー首相など、各国の要人が続々とウクライナを訪問しています。
ゼレンスキー大統領は、終戦記念日のメッセージを公開しました。
ゼレンスキー大統領:「(第二次世界大戦中)ある国から、ウクライナは実際に存在していない、何の権利もないと言われた。その最悪の声が再び聞こえている。77年で繰り返してはいけないことが、繰り返されることになった」
一方のロシアは、対ナチス・ドイツ戦勝記念日となる9日までに、ドネツク・ルハンシク2つの州の制圧を目指し、ウクライナへの攻勢を強めています。
■ロシアに焦り?「1600人の新たな部隊」
ウクライナ、軍参謀本部報道官:「軍備強化のため、ロシアから2つの大隊が再配置されました。防衛隊が砲撃を続けています」
ウクライナ軍参謀本部の報道官は、ロシアがウクライナ北東部に歩兵、戦車、ミサイルシステムなどを装備した、およそ1600人の新たな部隊を投入したと発表しました。
■学校に“爆弾投下”・・・がれきの中に60人
ルハンシク州の知事は、ロシア軍との戦闘の最前線に近い村で「学校に爆弾が投下された」とSNSに投稿しました。
学校には当時、村の外に逃げることができなかった民間人90人が避難していたといいます。
これまでに2人が死亡し、まだ、がれきの中には、およそ60人が残されているといいますが、全員死亡している可能性が高いとしています。
■“最後の砦”製鉄所で2000人徹底抗戦
立ち上る黒煙。ウクライナ南部にある港湾都市・オデーサでは7日、ロシア軍のミサイル6発が飛来し、そのうち4発が住宅街にある民間企業を直撃しました。
ウクライナ南東部マリウポリの最後の砦(とりで)となっているアゾフスタリ製鉄所。ゼレンスキー大統領は7日、製鉄所に取り残されていた民間人300人以上を全員、救出したと明かしました。
■“アゾフ兵士”の婚約者「餓死か捕虜か」
その製鉄所には、アゾフ連隊の兵士およそ2000人が残り、苦しみながらも徹底抗戦を続けています。兵士の婚約者・オルガさん(23)は次のように話します。
アゾフ連隊兵士の婚約者・オルガさん:「彼はいつも大丈夫だと言うのですが、勇敢さだけではどうにもなりません。同僚の兵士が彼の写真を送ってきたのですが、身長2メートルだった彼が、私ほどの体重にまでやせていました」
ロシア軍が包囲するなか、製鉄所内には食料や飲料水はほとんど残されていません。
オルガさん:「彼らは、餓死をするか捕虜になるしか選択肢がありません。しかし、捕虜として扱われないでしょう。ひどい虐待が待っているのです」
■アゾフ連隊「正義のために戦い続ける」
最近、撮られたという製鉄所内の写真。ロシア軍の攻撃が激しくなり、多数の負傷者が出ていて治療もままならないといいます。
製鉄所内にいるアゾフ連隊幹部と連絡を取り合っているという、地元テレビ局のジャーナリストは次のように話します。
「ウクライナ24」ジャーナリスト、アルテム・ポポフさん:「ロシア軍の攻撃で手術室が破壊され、多くの負傷者が不衛生な状態にあります。負傷者の中には、敗血症などが原因で命を落とす人もいます」
それでも、アゾフ連隊は「正義のために戦い続ける」と、8日に改めて決意を述べました。
アゾフ連隊幹部:「生きている限り、正義のため、侵略者を追い出すため、負傷した兵士を避難させるために戦い続ける」
一方、9日に戦勝記念日を迎えるロシア。戦勝記念式典でプーチン大統領は一体、何を語るのでしょうか。
(「グッド!モーニング」2022年5月9日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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