“有名心霊スポット”で一体何が? 廃業ホテルで連続不審火(2022年5月6日)
有名心霊スポットで一体、何が起きたのでしょうか。火の気がないはずの廃業ホテルで一日に2度、火事が起きました。
一日に2度の火が放たれた・・・。放火だとしたら、いたずらでは済まされません。
闇に浮かぶ建物。よく見ると、柱や壁がむき出しになっています。
5日夜、福島県猪苗代町で起きた火災。4階建ての2階などが焼けました。実は、ここでは5日未明にも火災が起きていました。
近所のホテルの女将:「(Q.騒ぎが連続で・・・)そうでございますね。本当に怖いです。こうやって毎晩、消防士さんも大変だと思います」
なぜこんなことに・・・。
近くのホテルの関係者によれば、ここは1963年ごろ「保養所兼ホテル」として開業しました。
周辺にはスキー場などもあり、にぎわったといいますが・・・。
1970年代に経営が破綻。
いわゆる「心霊スポット」となり、何度も放火されたといいます。
近所でホテルを経営する一ノ瀬正一社長:「(廃墟は)何回も火を付けられてるうちに燃やせるものはほとんどなくなっているので、燃えるはずはないので、だから今回も何か持ち込んで火付けて楽しんだんじゃないのかなと」
ただ、たとえ「いたずら」であっても放火は放火。
2年以上、20年以下の懲役刑が科せられます。
大澤孝征弁護士:「(懲役に)下限が定められているということは、それだけ重罪だという事を表しているとも言える。江戸の昔から、(日本では)火付け犯罪に対しては厳しい。そう甘い処分ということにはならないだろうと思います」
また、許可なく敷地に入ることも違法です。
様々な問題を引き起こす「廃墟」。
近所のホテルの女将:「なんとか早く壊してほしいと思います」
しかし、この建物は登記簿などに「関係者の名義」が残っていて、勝手には壊せない状態だといいます。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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