サステナブルな保育園をホランキャスターが取材 Nスタ|TBS NEWS DIG

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SDGs教育に積極的に取り組む保育園。卒園する頃には大人より詳しい「SDGs博士」になっているといいます。一体どんな教育をしているのでしょうか?

■大人よりSDGsに詳しい!?保育園児にホランも感心

ホランキャスターが訪れたのは神奈川県横浜市にある「明日葉保育園 大倉山園」。

園児「SDGsの本!」
ホラン千秋キャスター「これみんな勉強してるの?」
園児「プラスチックのゴミはね、燃やしたらね、変な成分が出てくる」

子どもたちのSDGs愛が止まりません。3月に卒園した“先輩たち”はもっとすごいんです!
 
3月の卒園児
「海が泥水だけになったら地球は泣いちゃうけど『ろ過』を学んだことで、きれいにしたら地球は元気になると思います」

3月の卒園児
「男の子もスカート履いていいし、女の子もズボン履いていい」

お母さん
「会社でSDGsやってますけど、娘のほうが詳しい」

みんなで食べるいつもの給食。この日の活動は、その給食に使われる玉ねぎの皮を利用した「玉ねぎ染め」。チャレンジするのは4月からSDGsを学び始めた年長さんです。

園児「ちあきさんのもあるよ~」
ホラン千秋キャスター「うそ~!?本当に~!?」
特別にちあきさんも玉ねぎ染めを体験させてもらいました。 

剥いた玉ねぎの皮をお湯の中へ。その間にビー玉と輪ゴムを使って、ハンカチに模様が付くよう下準備。

園児「できない~」
ホランキャスター「できない?」
園児「(ホラン)先生見て~、(ホラン)先生見て~」
ホランキャスター「てるてる坊主作ってみて」
園児「・・・」
ホランキャスター「てるてる坊主で伝わるよね・・・?」

ホラン”先生”の熱血指導もあって下準備は完了!色が出てきたお湯の中へ投入します!その後ミョウバン液に浸すと・・・

園児たち
「黄色!」「黄色!」
「どうしてこんなに黄色になったの!?」

捨ててしまうものを有効活用するというSDGsの考え方を、遊びを通して学ぶことができるんです。

ホランキャスター
「学びたいという意欲がすごいですよね」

明日葉保育園大倉山園 原田綾乃先生
「1個上の子たちをすごくリスペクトしていた。去年のお兄さんお姉さんたちみたいにやりたいという欲がある」

さらに親に報告することでより深い理解に繋がるといいます

父親
「ハンカチを作ったの?」

園児
「玉ねぎの皮を剥いて。それで、茹でて、時間がかかった」

母親
「子どもたちのほうが大人よりもよく知っているし感覚も鋭いので、子どもたちに教えられることのほうが多いです」

ほかにも 明日葉保育園では、子どもたちが楽しんでできる範囲のSDGsに取り組んでいます。

アフリカでは飲み水を毎日子どもが運ぶと知ると、子どもたちは自ら体験。安全な水の大切さを学びました。食品ロスを減らすための、コンポスト(堆肥をつくる容器)も子どもたちが毎日管理しています。

園児
「みんなが残したご飯を混ぜて作った」

■残飯のコンポストで作った土を花屋さんへ

1カ月かけて出来上がったこちらの「堆肥」。

園児
「行ってきまーす!」

きょうはこの手作りの「堆肥」をある場所へ届けに行きます。40分歩いて、到着したのは地元の花屋さん。

園児たち
「堆肥を渡しに来ました」

地元の花屋さん
「ありがとうございます。貰って行った人がみんな、綺麗な花が咲いたって喜んでたよ」

子どもたち手作りの「堆肥」はお客さんに無料でプレゼントしているんです。SDGsの活動で、喜んでくれる人がいることを感じることができました。“学ぶ”というよりも“体験”してほしいと、担任の原田先生は言います。

原田先生
「“学ぶ”というよりも“身に付いて”、自然と身体の中に入ってきてだんだんと成長とともに外に出していけるようになってほしいです」

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