民間人避難開始の製鉄所へ ロシア軍が攻撃再開(2022年5月3日)
民間人の避難が始まったウクライナ南東部マリウポリの製鉄所に、ロシア軍が攻撃を再開しました。
ロシア国営メディアによりますと、ロシア国防省がアゾフスタリ製鉄所への砲撃と爆撃を再開したと話したということです。
民間人の脱出のために停戦が宣言されたものの、ウクライナ軍などがその間に地下から出て射撃態勢を整えたとしています。
ウクライナメディアは、製鉄所内にいるアゾフ大隊の副司令官の発言として、「爆撃は一晩中続き、民間人の女性が2人、死亡した。攻撃は今も続いている」と伝えています。
一方、アゾフスタリ製鉄所から脱出してきた人たちが南部のザポリージャにバスで到着しました。
国連の担当者によりますと、国際赤十字などの協力でこれまでに100人余りが到着したということです。
また、ウクライナのベレシュチュク副首相は製鉄所から「106人がザポリージャに向かった」と話していました。
避難してきた人のなかにはけがをしている人もいて、手当てを受けているということです。
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