コロナ感染拡大の北京 連休4日目 「故宮」室内展示閉鎖、「ゼロコロナ」で零細企業の4割月内に資金枯渇の恐れも|TBS NEWS DIG
中国の首都・北京では、新型コロナウイルスの感染拡大が止まりません。
メーデーに合わせた連休4日目の中国。ただ首都・北京では新型コロナの感染拡大が収まりません。
2日は62人の感染が確認され、地域の閉鎖や新たな対策が連日、発表されています。そして。
記者
「こちらは世界遺産の故宮です。きょうからは、室内展示が閉鎖されています」
観光名所「故宮」の室内の展示や博物館も閉鎖されることに。
また市内では、3日から3日連続で都心部の住民全員が対象のPCR検査が行われ、朝から長い列ができていました。レストラン内での飲食禁止などの対策も続いていて、連休明けに解除されるかは不透明です。
こうした中、厳しい「ゼロコロナ」政策が零細企業に深刻な影響を与えていることが分かりました。
北京大学などが決済サービス「アリペイ」を利用する1万5000以上の零細企業を対象に調べたところ、ほとんどが売上の減少に苦しみ、4割は月内に資金が枯渇するということです。一方、中国の製薬大手「シノファーム」傘下の企業が、猛威を振るう変異ウイルス「オミクロン株」に特化した不活化ワクチンの治験を開始しました。
治験を担当する医師
「オミクロン株に対するワクチンが開発されたら、より高い効果が期待できるでしょう」
最も感染者の多い上海では、18歳以上の2回のワクチン接種率が90%を超えていますが、3月以降、オミクロン株の流行で60万人近くが感染しています。
従来のワクチンの効果を疑問視する声も出ていますが、新たなワクチンにどこまで効果があるのか、注目されます。
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