プーチン大統領“戦勝記念日”9日に「戦争宣言」か(2022年5月2日)

プーチン大統領“戦勝記念日”9日に「戦争宣言」か(2022年5月2日)

プーチン大統領“戦勝記念日”9日に「戦争宣言」か(2022年5月2日)

 ロシアのプーチン大統領は、第2次世界大戦の対ドイツ戦勝記念日にあたる5月9日に、盛大なパレードを行い、ウクライナでの勝利を宣言する意向だと報じられてきました。

 しかし、イギリスのウォレス国防相は、「プーチン大統領は『特別軍事作戦』という言い方をやめ、『ナチスに対する戦争だ』と言い換えるかもしれない」と話したということです。

 ウォレス国防相は、プーチン大統領はその日、「勝利宣言」ではなく、改めて「戦争」を宣言し、計画通りに進んでいないウクライナ東部などの攻略に、より戦力を投入する可能性があると話したのです。

 ウォレス国防相:「ロシアは、たくさんの兵士を死なせているのだから、プーチン大統領が、もっと大量の動員が必要だと宣言しても驚かない。『私に必要なのは、もっと多くの人員だ。使い捨てにできる兵士だ』と」

 専門家は、次のように話します。

 明海大学・小谷哲男教授:「戦争と位置付けることで、国内を引き締めることが考えられる。経済に関しては、民事より軍事を優先するとか、市民を兵士として徴用するということが考えられる。これは戦争だから、国民にさらなる辛抱、負担を強要することになる」

(「グッド!モーニング」2022年5月2日放送分より)
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