知床観光船 不明12人の捜索続く・・・潮の流れ速く難航(2022年5月2日)
14人が死亡し、いまだ12人が行方不明。観光船「KAZU 1」が沈む、水深およそ120メートルの海底を中心に、捜索が続けられています。
1日は船内に取り残された人がいないか、水中カメラを使って捜索が行われましたが、潮の流れが速く、視界が悪いため、手掛かりを見つけることはできませんでした。
先月30日、海上保安庁が公開した船体の画像について、専門家は、次のように話します。
元海上保安監・伊藤裕康氏:「中央に映っているのが、KAZU 1だと思われます。突然の大波によって、船内に海水が入って、一気に船が傾き沈んだと。そういうことは推定されます」
第1管区海上保安本部によりますと、船体が右側に30度ほど傾いた状態で沈んでいることが分かりました。
原形をとどめたままかどうかは、分からないということです。
一方、婚約者の女性と乗船し、犠牲となった鈴木智也さん(22)の通夜が、実家のある北海道帯広市で営まれました。
智也さんの父:「冷たい水につかっていたので、とにかく暖かい服を着させてあげたいと思って、用意しました」
2日午前は、悪天候が予想されるため、水中カメラによる捜索は午後から実施される予定です。
(「グッド!モーニング」2022年5月2日放送分より)
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