【知床観光船沈没】不明12人の捜索続く 海中は視界悪く難航も
北海道・知床沖で観光船が沈没した事故。いまもなお12人の行方がわかっておらず、1日も懸命の捜索が続けられています。現地から中継です。
北海道・知床半島の沖合で観光船が遭難した事故から1日で9日目、「KAZU 1」が出港した斜里町・ウトロ漁港です。現場の天候ですが晴れ間が見えていた午前中から一転、午後4時すぎから雨が降り出し風も強くなり始めました。
海も荒れていて状態が悪く、捜索活動は朝から制限がかかっていますが1日も知床半島周辺では、いまだ行方が分かっていない12人の捜索が続いています。
知床沖で観光船が沈没した事故ではこれまでに14人が死亡、残り12人の捜索が続いています。
海上保安庁によりますと1日は11隻で捜索活動が行われていますが、行方不明者の手がかりはないということです。また、水中カメラを使って沈没した船の捜索も行われていますが、潮の流れが速く浮遊物も多いほか、海中は視界が悪いため捜索は難航しています。
一方、死亡が確認された加藤七菜子ちゃんを見つけた北海道の漁業取締船の乗組員は「針路・速力・捜索場所の選定など要素ひとつ異なれば発見できなかった」と話していて、周辺の海は捜索が非常に難しい状態であるとみられます。
発生から日がたつにつれ、精神的にも体力的にも疲労がたまる中、ご家族は「一刻も早く家族を手元に返して欲しい」という思いを募らせています。
(2022年5月1日放送)
#事故 #知床観光船事故 #日テレ #ニュース
◇日本テレビ報道局のSNS
Facebook https://ift.tt/3TbE5fp
Instagram https://ift.tt/AWm6tZ7
TikTok https://ift.tt/UBhi1fW
Twitter https://twitter.com/news24ntv
◇【最新ニュースLIVE配信中】日テレNEWS HP
https://news.ntv.co.jp
コメントを書く