「ロシア軍の進軍スピード想定より遅い」 米国防総省高官が分析|TBS NEWS DIG
ウクライナへの侵攻を続けるロシア軍の動きについて、アメリカ政府高官は、部隊の展開がロシア側の想定よりも遅れているとの分析を明らかにしました。
アメリカ国防総省の高官によりますと、ウクライナに侵攻しているロシア軍は現在、92の部隊に増強されていて、ドンバス地方では進軍の動きが見られるものの、そのスピードは遅いとしています。
また、高官はロシア側が東部ドンバス地方で東・北・南の3方向から部隊を動かし、ウクライナ軍を取り囲むことを狙っているものの、当初の想定よりも少なくとも数日程度、展開が遅れていると分析しています。
一方、アメリカ国防総省の記者会見で、カービー報道官がロシア軍によるとみられるウクライナ市民の殺害について話をする際、言葉を詰まらせる場面がありました。
米国防総省 カービー報道官
「倫理的で道徳的な人間なら正当化なんてできない…見るのは耐えられない…すみません、いくつかの映像は見るのがとても耐えがたい」
カービー報道官はプーチン大統領が主張する「国益を守るため」といった侵攻の理由について、「ふざけた言い分を納得することなんて出来るわけがない」などと厳しく批判しました。
ウクライナ ゼレンスキー大統領
「停戦交渉は中断される可能性が非常に高い」
こうしたなか、ゼレンスキー大統領は29日、「ロシア側を信用することができない」と述べたうえで、停戦交渉が中断される可能性が高いとの認識を示しました。
また、依然として多くの市民らが避難しているとされる南東部マリウポリの製鉄所について、「市民らを救うためにあらゆる事をしなければならない」と強調しています。
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