【知床観光船事故】水中カメラに「KAZU 1」の文字

【知床観光船事故】水中カメラに「KAZU 1」の文字

知床沖で観光船が遭難した事故で、海上保安庁は、ソナーに「KAZU 1」とみられる船の反応があったことを明らかにしました。

観光船「KAZU 1」とみられる船がソナーに反応したのは、遭難した場所に近い、カシュニの滝の沖合、深さ100メートルの海域です。

海域では、海上自衛隊の掃海艇が、水中にカメラを入れて船の捜索にあたり、「KAZU 1」という文字が読み取れたということです。

海上保安庁・奥康彦　参事官「“KAZU 1”という文字は読めたという情報が入っている。間違いなくKAZU 1かどうかが状況として言えれば正しく発表する」

また、国後島の海域では27日、救命胴衣を着用した漂流者がロシアの警備艦に発見されましたが、荒天のため救助できなかったということです。

漂流者の荷物からは、日本人名義のカードなどが見つかっています。

(2022年4月29日放送)

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