ロシアのガス供給停止拡大なら影響深刻 市場が懸念(2022年4月29日)
ロシア産天然ガスの供給が東ヨーロッパの2カ国で停止されたことを受け、市場関係者には供給停止が他国に広がることへの懸念が広がっています。
ポーランドとブルガリアへの供給停止を受け、ヨーロッパの天然ガス価格の指標となる「オランダTTF」は27日、一時、前の日と比べて20%上昇しました。
その後、影響は比較的小さいとの見方が広がり価格は下がったものの、供給停止への懸念は強まっています。
エネルギーコンサルタント会社・ルクレールさん:「イタリアとドイツへの天然ガスが停止されたら、その影響はポーランドとブルガリアの10倍、あるいは100倍かもしれません」
また、市場関係者からは戦争の長期化とともにロシアへのエネルギー依存は続き、来年、再来年も天然ガスの高騰が続くとの予想も出ています。
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