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「心のけがは治るかわからない」ウクライナ激戦地で日本人医師が痛感したメンタルサポートの必要性|TBS NEWS DIG
激しい戦闘が続くウクライナの東部で医療活動にあたった日本人医師が帰国し、戦地にとどまる人たちの「心のけがは治るかわからない」などとメンタルサポートの必要性を訴えました。
およそ1か月ぶりの家族との再会を喜ぶ男性。ウクライナから帰国した門馬秀介医師(48)です。
国境なき医師団の救命救急医 門馬秀介医師
「無事、帰って来られました」
門馬医師の妻
「健康に無事に帰ってきてくれたことが、本当に何よりも嬉しいので」
門馬医師は国境なき医師団の一員として、激戦地のマリウポリなどがあるウクライナ東部地域で活動しました。
国境なき医師団の救命救急医 門馬秀介医師
「西と東でちょっと雰囲気が違う。東はすごくシビアというか、本当に“隣に戦争”。普通の心理状況ではなかった」
けが人たちが次々と運び込まれていくのは、国境なき医師団の“医療列車”です。
中では世界中から集まった医師らが治療にあたり、戦闘が激化しているウクライナ東部地域から西部の病院までけが人などを運びます。移動にはおよそ24時間かかりますが、すでに6回運行したといいます。
国境なき医師団の救命救急医 門馬秀介医師
「移動に耐える人を運んでる状況だ。ただそれが減るだけでも(東部地域の)ベッド数が空きますし、患者さんを診る負担が減りますので、その隙間をつくるのは結構大事なポイントなのかな」
これは、北東部にあるウクライナ第2の都市「ハルキウ」の地下鉄の駅。爆撃などから逃れるため、多くの人が長期にわたって地下での生活を強いられています。
現場では、糖尿病などの慢性疾患の治療に加え、心理的なサポートも求められているといいます。
国境なき医師団の救命救急医 門馬秀介医師
「お父さん、お母さんを殺されて、逃げてきた男の子がいたり、自分の妹を殴ったり罵声を浴びせたり、アグレッシブになってくる兄弟がいて、全部メンタルから来る問題だと思う。長いサポートが必要。彼らの心のけがは、治るかも正直分からない」
隣国などに避難することができず、戦地にとどまる人には、“社会的弱者”が多いと門馬医師は指摘します。
国境なき医師団の救命救急医 門馬秀介医師
「逃げられない人ってやはりお金がなかったりとか、子供をたくさん抱えて乗り切れなかったとか、動けないおじいちゃんおばあちゃんを抱えたり、そういう弱者がメインになっています」
“戦争で、体も心も傷ついた人たちがウクライナに取り残されている”。門馬医師は。
国境なき医師団の救命救急医 門馬秀介医師
「(Q.また機会があればウクライナに行きたい)その辺はいろいろ家族と相談して、チャンスがあれば、お役に立てることがあれば行きたいと思います」
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